2009.3.28.~3.29.
初日は、バスの中で、土壌断面調査方法について学びました。そして北山杉資料館にて北山林業について学び、京都府立大学農学部付属演習林に到着後、京都府立大演習林で取り組んでいる研究をご紹介いただきました。
2日目は、実際に演習林内の台風跡地における試験を見学して、土壌断面を観察しました。
北山杉資料館で、京都市森林組合長の吉田英治氏から北山林業の成り立ちや、現在の北山林業を取り巻く状況について、お話をいただきました。その後、実際に林地を案内していただきました。
翌日の演習林見学では、実際に土壌断面の観察をおこないました。土壌を観察するのは初めてという参加者も多く、経験豊かな講師の方々からのお話を聞くこと ができ、帰りの感想交流の中でも、「土壌断面をじっくり観察できてよかった」との感想が、何人もの参加者から出ていました。
また、演習林内を、京都府立大学教授の高原光先生に案内していただきました。特に、2004年の台風23号によって生じた風倒木被害、そしてその後の流出 水量の変化について、京都府立大学教授である松村和樹先生にお話をうかがい、参加者みんなで、風倒木被害の大きさを実感しました。
詳細は、森林立地51(1)、77~80をご覧ください。
(文責 事業幹事 森下智陽)