2020年度森林立地学会現地研究会のお知らせ
テーマ 『窯業地域の森林の歴史と長期水文観測』 中止
テーマ 『窯業地域の森林の歴史と長期水文観測』
愛知県北部の瀬戸地域から岐阜県南東部の東濃地域にかけては,古くから陶磁器の生産が盛んで,周辺の森林は窯の燃料としてくり返し伐採されたため荒廃しました。この地域の森林はどのように利用され,どのように再生してきたのでしょうか。また,森林土壌や水環境はどのような影響を受けてきたのでしょうか。今回の現地研究会は第131回日本森林学会に合わせて愛知県瀬戸市で開催します。午前は瀬戸蔵ミュージアムで「せともの」についての展示を見学し,窯業と森林の関わり方の変遷を学習します。また,午後は東京大学生態水文学研究所・赤津研究林で,荒廃したはげ山復旧の歴史や,90年以上も長期継続されている水文観測について紹介していただくとともに,荒廃地の森林化により発達してきた森林土壌断面を観察します。
森林立地学に関わる皆様の研究発展や森林水文研究の関係者との交流・意見交換の場としたいと思います。多数のご参加をお待ちしております。
なお,集合時間および見学場所や参加費は変更する可能性があります。変更があり次第,森林立地学会ホームページに掲載するとともに,メーリングリストでもご案内いたします。
日 時:2020年3月30日(月)9:00(開場8:45) ~16:45
場 所:愛知県瀬戸市
定 員:45名程度
集 合:パルティせと市民交流センター(名鉄瀬戸線・尾張瀬戸駅下車すぐ)
4階マルチメディアルーム(※)
行 程: 9:00 総会(パルティせと市民交流センター)―10:15 瀬戸蔵ミュージアム―11:45 瀬戸蔵ミュージアム発―12:15 昼食―13:00 東京大学生態水文学研究所・赤津研究林―16:00 赤津研究林発―16:45 JR高蔵寺駅着
※総会参加の方は9:00、不参加の方は10:00までに受付を済ませて下さい。総会終了後に瀬戸蔵ミュージアムまで徒歩で移動します。
講師予定者(敬称略):
瀬戸蔵ミュージアム:武藤忠司(瀬戸蔵ミュージアム館長)
東京大学赤津研究林:丹下健(東京大学大学院農学生命科学研究科・森林立地学会会長)
佐藤貴紀(東京大学生態水文学研究所)
田中延亮(東京大学生態水文学研究所)
土壌断面観察:森貞和仁(森林研究・整備機構森林総合研究所)
参加費:3,500円前後(バス+施設利用料+昼食+保険代,学生・PDは割引予定)
装備等:しっかりした靴(傾斜のある林内を1時間ほど歩きます),雨具等をご準備ください。
申込方法:森林立地学会申込フォーム(https://shinrin-ritchi.jp/apply-excursion20/),E-mailまたはハガキ・FAX(下記問い合わせ先参照)にて,必要事項を記入の上2020年2月28日までに申込をしてください。定員を超えた場合は早期に締切とする場合があります。性別・年齢は団体保険加入のために使用します。個人情報は適切に管理し,本研究会以外での利用は行いません。
必要事項:氏名(ふりがな)、性別、研究会当日の年齢、所属、住所、電話番号、E-mailアドレス
問い合せ先:森林立地学会事業担当:渡邉仁志(岐阜県森林研究所)・山下尚之(森林研究・整備機構森林総合研究所)
〒305-8687 茨城県つくば市松の里1(国研)森林研究・整備機構 森林総合研究所 立地環境研究領域 森林立地学会事業担当 E-mail:ritchi_excursion@ffpri.affrc.go.jp 電話:029-829-8227 FAX:029-874-3720