2025年森林立地学会現地研究会
テーマ『森林総研羊ヶ丘実験林の長期試験観測研究』
第136回日本森林学会に合わせて開催する今回の現地研究会は『北の大地の長期試験観測研究』をテーマとして、2024年8月に羊ヶ丘移転50周年を迎えた、森林総合研究所北海道支所で開催します。北海道支所内の羊ヶ丘実験林では、北海道に生育する樹木や自然環境を対象に、開設以来、様々な試験研究が行われてきました。今回の現地研究会では、50年間毎年施肥を続けてきた人工林における樹木成長や土壌への影響、25年に及ぶタワーフラックス観測による天然生林の樹木動態と炭素吸収量の関係、35年前に始められた酸性雨研究について、実際の現場を見ながら成果の紹介をおこないます。残雪の実験林を巡り、北海道ならではの生態系や環境を学べる貴重な機会となります。森林立地学に関わる皆様だけでなく、多様な分野の皆様の交流・意見交換の場となることを期待しております。多数の皆様のご参加をお待ちしております。
本研究会は会員・非会員の区別なくお申込みいただけます。参加希望の方は、3/14(金)までに下記のgoogleフォームよりご登録をお願いいたします。多数の皆様のご参加をお待ちしております。
日時:2025年3月23日(日)8:30 ~ 12:30(予定)
場所:森林総合研究所北海道支所(北海道札幌市)
定員:20名程度
集合:森林総合研究所北海道支所標本館(アクセス: https://www.ffpri.affrc.go.jp/hkd/access/index.html)
行程:8:30 標本館集合(羊ヶ丘実験林の成り立ち説明)-移動-9:30肥培林(長期施肥試験の紹介、酸性雨研究の紹介)-移動-11:30 CO2フラックスタワー(炭素収支観測の紹介)-12:30 標本館解散(予定)
講師予定者(敬称略):
森林総合研究所 相澤州平
森林総合研究所関西支所 伊藤江利子
森林総合研究所北海道支所 溝口康子、今村直広
コーディネーター:森林総合研究所北海道支所 今村直広
参加費:無料(現地までの交通費は各自でご用意ください)
持ち物等:雨具、長靴を各自でご準備ください(雨天決行・荒天中止)
問い合わせ先:
森林立地学会事業担当 渡邉仁志(岐阜県森林研究所)
山下尚之(森林研究・整備機構森林総合研究所)
E-mail:ritchi_excursion@ffpri.affrc.go.jp
電話:029-829-8227(森林総合研究所)
FAX:029-874-3720(森林総合研究所)
〒305-8687 茨城県つくば市松の里1
(国研)森林研究・整備機構森林総合研究所 立地環境研究領域
森林立地学会事業担当